中小企業診断士/行政書士中村事務所

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こういった働き方改革もある!

従業員が自由に出退社ができる食品加工会社がTVで紹介されていた。個々の生活事情に応じたフリースケジュールの勤務体制である。したがって人のことを気にしなくて済み、煩わしい人間関係もないようだ。

 

 

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

 

 

 

シフトがないのだから休む連絡も必要ない。幼子を持つお母さんにとっては、子供が急に風邪をひいても職場に迷惑がかかることを嫌い、休みの電話がしにくいといったことがなくなる。子供の学校の行事に関しても職場のことを気にせずに、堂々と休みが取れる。

 

 

本当の意味での「クオリティ・オブ・ワーキングライフ(家庭生活と労働生活の質的向上)」の実現で、若い主婦は特に満足しているようで定着率も高い。会社もパートさんの定着率が高ければ、求人・面接・採用・教育訓練など新しい人を戦力化するのに必要な時間と費用の大幅削減が可能で採算的にも大きく助かるであろう。

 

そして今、求人関係で各社が重視している「リファラル採用(従業員からの紹介」も効果が高いのは間違いなしである。

 

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また嫌な仕事はせず好きな仕事だけできる等、働き手尊重の雇用・能力管理も実践しており、おかげで人件費も3割削減したようである。分業と調整が難しい中、従業員の忠誠度も高く不測の事態には積極的に会社を助けてくれるなど良好な「ギブ&テイク」の体制構築で順調に運営できているみたいだ。

 

 

 

 

働き方改革 個を活かすマネジメント

働き方改革 個を活かすマネジメント

 

 

私も最初は、現実的に難しいのではと半信半疑で見ていたもの。その会社の社長がなぜこの取り組みを始めたのかは、社長に着任した時、現場を見てパートさん特有の職場内派閥に驚き、皆が感情的にぶつかる等、仕事もおろそかにしている状態であったようだ。

 

それを見かねてどう解決するかを悩み悩んだ結果、いきついたのがフリー出勤制度であったようだ。働く上で給料などの労働条件も大事だが、大概のパートさんは職場選定の際、人間関係も大きく気にする。今、人手不足で労働市場は働き手優位ではあるが、パートさんの職場探しも苦労している状態である。なぜなら求人をかけている職場は多いが、それほど満足する職場が少ないのも実情である。賃金や労働時間などの基礎条件は事前に分かっているだろうが、20~30分程度の面接で職場の雰囲気などを理解するのは難しいのは当然であり、入ってみないとわからない自己責任の時代である。

 

 

従業員が人間関係など不要な不快感を感じることなく、気持ちよく楽しく働いてもる為にも職場の雰囲気は大事な要素である。今の従業員は古株など「職場の主」に気を使うことなく、早く帰りたかったら勝手に帰れる体制に満足しているようだ。

 

 

また人間だから得手不得手があるだろうし、好きな仕事もあるだろう。自分がやりたい仕事・得意な仕事に専念し、少数精鋭の体制構築を基本としている。工程ごとの作業を分解して、自らが得意な作業・やりたい作業に専念することで正確迅速な作業が可能となり、生産性も相当に向上しているらしい。

 

 

人生の中心が仕事から自分に変わる!  休み方改革

人生の中心が仕事から自分に変わる! 休み方改革

 

 

何と人件費の3割削減ができており、これは大きい経営成果である。いずれその余剰利益を頑張った従業員さんに還元して、更なる定着率向上を目指して、運営基盤の脆弱化を実現したいとの事である。総ての業種でこういう管理手法を実施することは難しいだろうが、参考にして雇用管理を強化してみるのも、今後の経営を考えたら必要になると思う。