中小企業診断士/行政書士中村事務所

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吉本問題を早く解決して、みんなに笑いを!

誰もが知る、大阪のシンボル的企業でお笑いの絶対的な存在の吉本興業が、不祥事へのお粗末な対応で窮地に立たされている。社長の器ではない人間の愚かな言動と芸人を見下した高飛車な態度で、企業イメージを著しく低下させている。

 

 

お笑い芸人の言語学: テレビから読み解く「ことば」の空間

お笑い芸人の言語学: テレビから読み解く「ことば」の空間

 

 

この一連の問題で組織内に於ける、社長の取り巻きを想像するだけでゾッとするものだ。キャリアを積み上位職になった社員は社長との距離が近くなる。社員は社長を選べず社長は社員を選べるのが組織の原理原則だ。社長のイエスマンでいることでその忠誠心が将来を保障されそのことで満足するならその人はそれでいいだろう。

 

しかし人を正当に評価せず、自分のメンツと我欲だけで会社を動かす社長への服従ではキャリアを汚すだけだ。この民主主義社会の中で「絶対服従」で、社員を管理支配する会社は時代錯誤である。組織は社長の器以上に大きくならない。コンプライアンスも大事だがこの手の会社は、やはり上場させて、外部からのガバナンスを強化させた方がいい。

 

昔、プロ野球でもナベツネが、「たかが野球選手」と発言し、物議を醸した事があった。今回の吉本も、たかが芸人と思っていたのではなかろうか?あの岡本社長の「お前ら、テープ回してへんやろな」は優越的地位を利用してのものの言い方であろう。

 

だが、されど芸人でその人達が収益の源泉であることは間違いない。一般企業であれば収益を稼いでくれるモノにはそれ相当の扱いをするだろうが、吉本の場合はそういった意識がないようである。芸人さん達も組合を結成するなりの対応が必要だったろう。

 

 

 

しかし、みんなこれを機に一斉に不満爆発したようだ。いかに今まで会社に対する不信感があったことが、今回の件で露呈されたようである。群集心理もあるだろうがストレスが相当溜まってたんだなと思う。収益の生み出す商品だからもっと普段からカウンセリングが必要だったろう。

 

それにしても今回問題を引き起こした本人達が、会社の反対を押し切り、自らがセッティングした場所で行った記者会見。すごい反響で一斉に世論と所属芸人が当事者芸人たちの応援に回ったようである。

 

 

 

その会見後に世間から促されるように吉本興業側も記者会見を行ったが吉本社長の準備不足が否めない見苦しい内容であった。著名企業の社長とは思えない信条のない、その場凌ぎの対応に終始しており、5時間にも渡る前代未聞のダラダラ会見でまた会社の価値を下げた。

 

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この問題は、一昨日もまた新たに今回騒動の張本人の説明に疑義があるという報道が出て、今度が吉本側が攻勢を強めているなど収拾がつかなくなっている。また経営陣を支持するベテランと若手の戦いの構図も鮮明になりつつあるようだ。平和日本を象徴する問題だが、早く解決してまた笑いをみんなに提供してもらいたいと切に願うものである。

 

会社は社長の器以上に大きくならぬが、吉本の場合は大きくなってしまい、歪みが生じている。収益の源泉である芸人さん達から、見放された社長は退き際が肝心である。そもそもなぜ岡本氏が社長になったのかが分からない。あれだけ大きな会社で社長と言う重責を全うできるだけの人間力があると思ったのであろうか?社長の選定基準も問題だ。

 

リスクとは会社が抱える見えない危険や不確実性の事である。どんなリスクがあるか棚卸し、予防策を策定しなければいけない。リスクが現実になれば損失の最小化に向けた適正な処理をし、結果の検証をして経験を次に生かす。リスク管理ができている事で、会社の信用と経営の質的向上になる。今回の吉本興業は高い授業料を払ったものだと思う。

会社の社会責任は大きいことを再認識して経営に当たらねばならない。