中小企業診断士/行政書士中村事務所

頑張る中小企業と中小企業診断士/行政書士の資格取得を目指す人を応援するブログです。

中小企業診断士二次試験の解答はふぞろい!

中小企業診断士を目指す人の第一関門である一次試験が「じめじめ猛暑」の中で終わった。今年は中小企業診断協会から「正解と配点」が試験翌日に公表されているが、これには驚いたものだ。以前から、一次試験はマークシートだからすぐに解答が出せるはずなのに何故出さないのか、ずっと不思議であったからである。

 

 

2018年版 ふぞろいな合格答案 エピソード11: 中小企業診断士2次試験

2018年版 ふぞろいな合格答案 エピソード11: 中小企業診断士2次試験

 

 

だから受験時代は各予備校の模範解答をネットで見ながら解答合わせをしたものである。当たり前かもしれないがすごい前進で、今後も更なる受験生の立場に立脚した試験制度の改めて欲しいものである。中小企業診断士試験は、一次筆記(7科目・マークシート)、二次筆記(記述・論述)、そしてそれらの合格者が最終関門である二次口述試験に臨めてそれをクリアすれば合格と、長く険しい道のりの国家試験である。だいたい合格しているか否かもわからない状態で次の試験勉強はできないであろう。

 

 

 

ふぞろいな合格答案 10年データブック

ふぞろいな合格答案 10年データブック

 

 

 

中小企業診断士2次試験 ふぞろいな答案分析3

中小企業診断士2次試験 ふぞろいな答案分析3

  • 作者: ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム
  • 出版社/メーカー: 同友館
  • 発売日: 2016/04/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

その診断士の一次を合格された人は次は10月の二次である。二次試験受験生の間で著名な本である「ふぞろいの合格提案」は特に独学で勉強する人には必須だ。この本を見られた人は分かるだろうが、見事に解答がバラバラである。

 

いったいどれが協会にとって正解なのか、また採点者は何を持って採点するのだろうか、謎であった。中小企業診断協会から模範解答は発表されないからずっとモヤモヤした気持ちでいっぱいである。

 

 

私は平成22年の合格だが、その当時からこの名著は存在し、私も購入して二次試験勉強の総仕上げに活用させていただいた。私はその年の二次試験で、各予備校の模範解答とはかけ離れた解答だったが何とか無事に合格できた。本当に不思議であった。

 

 

 

正直、何が正解かわからない試験だなと感じたもの。各予備校の模範解答とは乖離した解答の私は、てっきり落ちたなと諦めていた。二回目の二次試験だったので、来年は一次試験から受け直さなければいけなと落胆した日々を過ごしていた。モチベーションも上がらず、無駄な空白時間をつくっているなと自分で分かってはいたものの何もできなかった。

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村 

でも二次試験終了後はダメだったという絶望感や虚脱感でいっぱいで勉強する気力が中々湧いてこなかった。もちろんまだ日数があるという時間的な焦りがなかったのものんびりしているのも原因である。

 

12月の合格発表日の前日は「どうせだめだったんだ」という頭で、合格のイメージが全くありませんでした。当日、一応確認しようとダメ元で合格発表をインターネットで見ました。そこでびっくり。なぜか私の番号があり、非常に驚いた。すぐ家族に喜びを報告し、友人や知人など殆どの人に知らせた。それだけ嬉しかったのである。そしてそこから慌てて口述対策をしたのである。

 

 

 

今と違って独学の情報量の少ない頃のことです。予備校に通っていたり、SNSが普及していたらもっと自分のことが事前に分かっていたかもしれないが、やむを得ないことだ。

 

中小企業診断士となったら5年に一度更新をしなければいけない。その為には一年に一度のペースで、理論政策更新研修を受講する必要がある。その際に演習問題として隣席同士(4人程度)でグループをつくり問題を解いていくのだが、ここでもバラバラである。

 

やはり中小企業診断士という一定のコンサル知識をクリアした後に、各々が専門分野を磨き経験を積み重ね、コンサルティング業務を行っている。その結果、得意分野も考え方も違うので、バラバラはやむを得ないことだろう。もちろん基本的なことは共通認識として皆が持っているもの。基本を徹底し、変化には創造性豊かな発想で個性を出すコンサルティングに皆が徹していることであろう。

 

 

 

こういう風に中小企業診断士として実務経験を積めば、更にふぞろいとなるようである。コンサルティングは創造性豊かな仕事で解答は一つではないもの。人とは差別化を図ったり個性を発揮したりと色々な提案があるものだ。だからコンサルティングは面白いのである。