中小企業診断士/行政書士中村事務所

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建設現場事故の示談交渉は大変(終)

・・・・・続く

 

 

 

まだC夫婦の最終的な示談交渉は終わっていない。

 

労働局で等級が上位確定すれば、差額をC夫婦に

 

払わなくてはならない。

 

これがまた大仕事で大変な手間をとられる。

 

C夫婦は気楽なものだ。

 

暇で不労所得があるから、どうやって賠償額を

 

引き上げられるか、ネットで情報探索を毎日

 

やっているらしい。

 

またワクワクした気分で労働局からの等級確定の

 

通知を待っているのであろう。

 

私はこの極楽とんぼの夫婦と早く関係を断ちたい。

 

 

 

高次機能障害を診断してくれた

 

病院へ診察に連れて行った時、

 

MRI画像を見ながら、前回とは違う

 

説明をしており、C夫婦は怒っていた。

 

前回はかなり上位の等級に認定される

 

だろうと言っていたのだが、今回は

 

かなり弱気で下位の等級のような

 

感じで説明をしていた。

 

 

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C夫婦は「どっちやねん」とぼやきながら

 

大金が入ると思っているので、急に

 

不安がってイライラしだした。

 

こっちは知ったこっちゃない。

 

昨日の診察が相当心配のようだ。

 

頻繁に私に連絡が入り、どうすればいいのか

 

と言ってくる。

 

 

私に言われてもどうしようもない。

 

後は労働基準監督署に委ねるしかない。

 

その時々で態度をコロコロ変えるので

 

どうしようもない人たちだ。

 

家を買う、ベンツを買うといった夢を

 

捨てきれるのか。

 

どうするのか見ものである。

 

またいつものように、あ~だのこ~だのと

 

C夫婦から電話が入ってくる。

 

もちろん賠償額の上乗せに向けた

 

しょうもないアイデアを言ってくるのだ。

 

相手が大きいと要求も大きくなる。

 

しかし、本当は大きければ大きいほど

 

ガードが固く社会一般的な妥当額しか

 

出さないものだ。

 

それがわかってないのでむちゃくちゃな

 

ことを言ってくるのである。

 

そしてついに労働基準監督署から、結果の

 

通知が自宅に来たらしい。

 

結果は8級であった。本人たちの目標等級の5級には

 

到底及ばなく、本人たちはがっかりしていた。

 

そしてすぐに異議申し立てをすると息巻いていた。

 

我々は呆れてモノが言えない。皆が「ええ加減にせいや」と

 

ブちぎれ状態である。

 

だが、本人たちは異議申し立てをやる気満々だが、肝心の

 

代理人弁護士が、「もうこれ以上は争っても無理」と

 

本人たちに勧告したようだ。

 

結局、自分たちではどうしようもないので、諦めることとなり

 

私もそれでは示談書通りに差額を支払う段取りを

 

進めることにしたが、その時にもCさんから

 

「もう少し上乗せできないか」と言ってきたので、

 

はっきり、「無理です」と伝えた。

 

本人は怒っていたが、私としてはもうやれることは

 

十分にしたので、それ以上はする気がなく、

 

強くいう事にした。

 

そして4等級分の差額を支払った。

 

本人たちはこれ以上、我々からむしり取れないのに

 

弁護士に報酬としてその差額の3割を支払うこととなるので

 

またぼやいていた。

 

とにかく、これで終了したので、私は本当に安堵した

 

ものであった。

 

後日談だが、C夫婦はそれを何とか運用しようと

 

知り合いの建設会社に高利で貸し付けをして

 

荒稼ぎをしていたらしい。

 

そしてそのうまみが忘れられずに

 

貸付額がエスカレートしていったが、ついに

 

貸付先が破産申し立てをして、1.000万近くを

 

失ったらしい。

 

「因果応報」の結末であった。

 

 

・・・・・終り