中小企業診断士/行政書士中村事務所

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日本は職場結婚が3割!

 

 

欧米では75%の企業が社内恋愛が禁止だそうだ。大企業トップでも社内恋愛したら解雇され、先日もあの米マクドナルドのCEOが社内恋愛をした事で解雇になっている。

 

 

 

BBCニュースによると、ファストフード大手の米マクドナルドは、スティーヴ・イースターブルック社長兼最高経営責任者(CEO、52)を解雇したと発表した。部下と恋愛関係を持った為である。マクドナルドには、幹部が部下と親密な関係になることを禁じる規定があるそうだ。

 

欧米の会社は日本と違い、役職者に権限が集中するので、その地位を利用して女性従業員に性的関係を強要する悪徳上司が存在し、その後の賠償リスクや訴訟リスクが大きいから事前予防策を講じているのである。

 

この手の問題が発生すると企業イメージが著しく低下するので、その防止策としても機能させているようだ。だから一定の役職者以上には社内恋愛を禁止しているのである。欧米は日本と違ってこの賠償額は高額だから当然であろう。

 

 

 

一方、日本では結婚者の3割が社内恋愛で、中には推奨している会社もあり、デート代や結婚お祝い金も出るそうだ。欧米のジョブ型雇用と日本のメンバーシップ型雇用の違いがこの点でも明白だ。欧米のように従業員が仕事と割り切りビジネスライクに仕事をこなすのと違い、日本の会社は忠誠心を従業員に求めるところが大きい。

 

だから率先して会社の為に残業する社員も多い。働き改革を推進してもまだまだ日本の従業員は会社に残る人が多く、だから会社に拘束される時間も長い。その結果、外部で異性と出会う機会も少ないから身近で済ませる社内恋愛が多いのである。

 

 

 

社内でいつも一緒に仕事をしており、けっこう普段の振舞いを見ているから、外部で知り合って良い所ばかり見た上での結婚よりはいいかもしれない。最初の親近感から相手を理解した上での結婚だから婚姻後も長く続くケースが多いみたいだ。合コンなどで着飾った異性と手っ取り早く結婚するよりはいいだろう。

 

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昔の銀行などは長時間働く男性行員の為に女性従業員を積極的に採用していたとも聞く。旦那さんが仕事漬けで遅くなっても社内の事情を良く知っている奥さんならその仕事に一定の理解を示してくれるから、社内結婚のメリットは銀行に於いてもメリットが大きいようだ。

 

但し、社内恋愛は良好な関係であれば会社側もメリットが大きいが不仲になったら大変な

事になるから要注意である。

 

 

 

私も飲食店経営時代、アルバイト同士で交際を始めるカップルがいた。このアルバイト同士でカップルになるというのは最も多いパターンだと思う。店内で交際をスタートしていいところを見せようと頑張る子もいれば、不謹慎なほどにイチャイチャして仕事どころではないカップルもいる。

 

最初は分からないように付き合うが、シフト希望で休日が重なるから問い詰めて発覚するのが多い。表向きは店内恋愛は禁止している店は多いはずだ。恋愛の場とする為に高い求人費を払ってアルバイトの募集をしている訳ではない。時間とお金をかけて一人前に育てたのに恋愛トラブルで辞められては店は踏んだり蹴ったりである。

 

 

 

原則は恋愛禁止とはいえ、どうしても一緒に仕事をしていると仲良くなって、私生活でも一緒に遊ぶようになり恋愛に発展するものだろう。

 

若いアルバイトで付き合い始めの頃は見ていても初々しくて可愛いもので、なんとなく付き合っているのが分かっていても知らんふりをし、あたたっく見守っていたものだ。

 

でも運営上目に余るようになると注意せねば他の者へ示しがつかず、また職場の秩序が乱れると取り返しがつかなくなるので一定の監視は必要だ。適度な干渉はしないが、良好な関係を維持してもらえれば、この人手不足の中、店にとってもメリットは大きいだろう。

 

 

 

但し、不仲になった時はどちらかが辞めるだろうから、その時の対策も講じなければならない。時には恋愛の仲裁役になることもある。そういう風に大変ではあるが、店内恋愛のメリットも受けている以上は、やむを得ない事と理解しなければいけないと思う。