中小企業診断士/行政書士中村事務所

頑張る中小企業と中小企業診断士/行政書士の資格取得を目指す人を応援するブログです。

頑張れ!マクドナルド!

 

 

お昼のマクドは凄ましい。店内飲食・ドライブスルー・デリバリーと3機能を持ち、多くの店員で所狭しの状態だ。しかし昼時のお客様が一気集中する1時間は、かなりの人員で対応するも捌き切れてない。特に大変のは自前と外注のデリバリー。利益確保の為、これ以上の増員は経営的にしんどい。難しい所だ。

 

混雑する時間帯に増員するにしても限度がある。まして今はどの店もそれほど余剰人員を抱えていないのが実情である。お客さんを待たせることは満足度の低下につながり、次のお客さんをなくすことになりやすい。また並んでいるお客さんを見て食べるのを諦めるお客さんも増えてその場の売上を失う、などの機会損失が生じてしまう。

 

 

 

しかしそれらを回避するためにやみくもに増員体制を整備すると、今度は店の利益が低下する。増員体制では、一人当たりの売上が低下して利益が減少するので利潤最大化の原理に基づいて投入人員を決定しなければならない。売上が総てを癒す時代ではないので利益を重視する姿勢は必要だ。

 

店側の目論見通りには中々いかないが、多少のお客さんの待ちが出ても、従業員への適度のな負荷による少数精鋭で、店を捌く状態で利益率を向上させるのが最適であろう。

再度、時間帯ごとの適正要員を算出しなければならない店長による従業員への適切な作業割当も負荷分散の為には必須だ。その際に、個々の能力の差がある等のばらつきをいかに工夫してなくすかも重要である。その為にマニュアルがあり、可能な限りばらつきを是正し、また生産と販売の平準化を目指して、商品企画なども考えないといけないだろう。

 

多くの従業員でお客さんを捌くことなど、楽な運営習慣ができるとその楽が当然と考え、様々な無駄が出る。組織が緊張的・刺激的でなくなると多くの無駄を内包するという「組織スラック」はそういう状態の時に発生する。そういう店は低生産性の店となり将来に渡って利益を出す事が難しくなるだろう。

 

 

 

そのマクドナルド。最近は好業績のようだが、先行きが危ぶまれる要因が散見される。また昔の面影が消えつつあることも危惧される。この人手不足の中、アルバイトの確保も大変なようで、びっくりするくらいの年配の店員もいる。若く笑顔いっぱいのスタッフが真心あふれるおもてなしをする店のイメージがなくなりつつあるように思えるのは寂しいことである。どこも人手不足だからやむを得ない所もあるが残念だ

 

年配でも笑顔で接してくれたらお客さんが不快に思うことはない。だが、先日21時ころあるマクドナルドの店に行ったら年配のスタッフが出勤してきてサービスカウンター内で手洗いをしていたがカウンター前で並んでいたお客さんに「いらっしゃいませ」といった挨拶をすることもなく、お客さんを全く無視してガムを噛みながら手を洗っていた。

 

今から仕事が気に入らないのか不機嫌そうな表情で、店長らしい人が注意することもなく、ふてぶてしい態度で持ち場に入っていった。その態度を見たお客さん達が、みんな苦笑いしながら「たった一人のスタッフのお蔭でわざわざ店に来て楽しく食事しようとするお客さんを不快な思いにさせ店のイメージが低下するもんだね」と言っていた。

 

でも一番の問題はそんな悪態をつくスタッフに注意しない店長だ。マクドも最近単価を上げて付加価値を重視する経営に転換しつつあるが、こんなスタッフを置いているようでは、みんな納得して上がった単価の商品を購入しようとは思わないだろう。

 

将来に向け更なる成長を目指してほしいので、こういう悪態をつくバイトは早急に排除し、明るく楽しく美味しいマクドナルドを目指すために頑張ってもらいたいと思う。これをこのまま放置すると、今まで築き上げてきたブランド価値を、一部のスタッフのせいで低下させるだけだ。

 

 

 

ブランドは重要な経営資源でありお客様への信頼の証である。ブランドの資産価値は、①知名度②知覚品質③連想④愛着⑤法的保護などで成立することを再認識してもらいたい。そして「家族と楽しい食事をする場所」「幸せの家庭の休日はマクドで」「行くと楽しい場所」を経営理念とし、ブランドイメージを定着させたマクドナルド。「遊び心」がアイデンティティのマクドナルドで、明るく元気をもらえるイメージがあったはずである。たった一人の悪態が全マクドのブランドイメージを低下させる。多店舗化の恐さを認識して店舗運営を改めて欲しい。

 

 

多店舗化によるパワーでブランド価値が高まるチェーン店もあるが、一方で店の悪態が総ての店に負の波及効果を及ぼす。店の人手不足に遠慮して指導が甘くなる本部があるが、マクドナルドは大丈夫だろうか。お客様目線で店を指導してもらいたいと思う。

 

 

私はマクドナルドが好きでこれからも頑張って欲しいと強く思っている。我々消費者にはマクドナルドは絶対に必要でなくなって欲しくない。だからあえて苦言を呈するのである。どうでもよかったら黙って淘汰されるのを他人事のように見るだけだ。5000億円を売り上げる巨大チェーン。運営は本当に大変だと思うが、これからも経営理念を大切にし、頑張って欲しい。

 

誠に恐れ入りますが、ランキングに参加していますので

ポチッと頂ければ嬉しいです。宜しくお願いします。

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村