中小企業診断士/行政書士中村事務所

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増える人手不足倒産!

 

 

増える人手不足倒産。今まで社員を軽視していた会社は慌てているだろう。その危険が大きい会社は、もう一度自社の雇用人事制度を見直すべきである。リファラル採用を導入しても既存社員に会社への忠誠心がなければ誰も紹介する訳がない。自分の友人を自分みたいな被害者にしたくないのは当然である。一日の多くの時間を束縛する会社は人の自由を奪っている事の自覚が会社には当然に必要である。

 

 

リファラル採用とは社員に人材を紹介してもらう採用方法のこと。会社の事を熟知した社員の紹介である為、より企業に適した人材を募集できるようになる。欧米では社員採用で重要な役割を果たしており、日本でも昔からあるが特に最近では公募しても募集者が少ないために、重要性を増し広まりつつある方法である。

 

但し、人間関係と配慮が必要になるので要注意である。リファラル採用は社員による紹介であるため、紹介した社員・紹介された応募者などの人間関係に配慮が必要。不採用だった場合の気まずさだったり、知人同士がグループ化してしまったり、紹介者の退職にともない紹介された側も退職を検討してしまったりといった弊害にも注意が必要だ。そのため、リファラル採用の導入時は、採用の進め方や、採用後の人員配置を適切に行う必要があることを忘れてはならない。

 

 

 

売上拡大が見込めるのに増える機会損失に社長はブチ切れるが、人がいなければどうしようもない。そういう自分の手足となって稼いでくれる人材がいなければ、縮小均衡の経営を余儀なくされるだけだ。

そういうことのないように普段から人の管理は場当たり的ではなく計画的にしなければならない。人材は感情のある経営資源であるから慎重な計画と管理が求められる。

 

募集しても人が来ない、採用しても定着しない。補充が進まない中、新規分を既存社員に割当てて酷使するが、この負荷に適切な処遇をしなければ、また離職者が増えて同じことを繰り返すだけである。

 

 

 

また人と共に重要な経営資源である「お金」の管理を徹底せねばならない。

 

資金繰りに苦しいのに借入を嫌がる社長もいる。「借金は悪」だとの考えで、厳しい財務状態の中で、何とかやりくりをしようと奔走している社長。自転車操業に感覚的に慣れ、ある意味マヒしている面も否めない。自己資金不足の会社は、借入でも手元に現金を備えておけば、急な資金需要にも安心できる。

 

 

 

借入増加の問題点は①余分な金利を払う事②負債依存度の高い財務内容になる③借り入れが増えるとその分資産が膨らむから資産効率の低下を招く、等である。でも借入と同時に現金も増えるから、実質的な借入額が増える訳ではなく純負債も増えない。

 

*純負債は、総負債から現金および現金等価物を控除した金額と定義されている。 ネットの有利子負債とは、有利子負債から現預金と短期有価証券の額を差し引いた金額のこと。

 

いざという時に借りられないリスクを考えたら、できる時に金利を払ってでも借入をして手元に置いていた方がいいだろう。非公開企業でも節税効果のある比較的に低い資本コストを意識して、備えあれば憂いなしの経営をしていく必要がある。

 

効率経営を最優先するなら、余剰な資金ストックよりも、ムダな在庫の方が経営の足枷になる。もちろん適正な在庫は事業運営上、必要であるのは当然だ。問題はその内に捌けるだろうという安易な考えで在庫することだ。

 

 

また本業に関係ない遊休資産を放置している会社もある。電気工事会社が社長の趣味である金魚ショップを資産計上しているケースもある。そういうムダは整理して資産効率を高める必要があるだろう。換金化できたら資金繰りも助かる筈である。

 

以上のように会社経営で重要な資源である人と金の管理は徹底しないといけない。

 

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